
<寺院沿革> 約六百年前、鈴木九郎は刻苦勉励よく一家を興した。馬の飼育販売に成功、財を築いた彼を慕って人々この地に集まり、活気ある中心村落……中野本郷をなす。中野長者と呼ばれた彼は先祖の地より熊野権現を勧請、また早世した娘の供養にと得度剃髪、小田原最乗寺の禅師に依り、正観寺を開く。社寺共境内地を十二社に定む。≪先立った愛娘への愛惜、そして観音経の功徳による救い……との中野長者縁起は中世の熊野信仰と禅佛教の普及を背景に成立したと思はれる≫ 江戸初期、寺院のみ長者邸址に移し『願い成る』成願寺と改称、明治はじめ熊野神社を分離、現在に至る。その間風火災たびたびあり、B29大空襲で全山灰塵に帰した。現伽藍は木造本堂・明朝様式の三門(鐘桜堂)および長者ゆかりの百躰観音堂を特色とする。 境内には中野長者塚はじめ慶長年号の宝篋院塔、150体の石佛を含む旧家・武家の墓所があり、鍋島藩のそれは中野在来寺院唯一の大名墓地として、区史跡に紹介されている。
住職:
- アクセス情報
- "■地下鉄丸の内線 中野坂上駅下車南へ4分
■大江戸線 中野坂上駅下車南へ4分
■都バス、京王バス、西武バス 中野坂上下車4分" - 開門時間
- 00:00 ~ 00:00
- 駐車場
- URL
- http://www.nakanobukkyoukai.gr.jp/jiin/jouganji/p1.htm
- 施設情報
- 年中行事
- ■大般若祈祷会 1月
■春彼岸会 3月
■お盆先祖まつり 7月11日
■秋彼岸会 9月
■納めの観音・お説教と食事 12月18日
■除夜の鐘 12月31日
■百躰観音供養 毎月18日
■定例坐禅会 毎週金曜夜
■一泊坐禅会 12月第1土曜日
■写佛の会 毎月第2火曜日
■茶道会 毎月第1.3火曜日
■観音巡拝の会 春・4月29日 秋・10月11?12日
- 墓地の情報
御利益
供養・お祓い
その他の情報
<本尊>
釈迦牟尼佛
他に百観音を安置