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トップページ> いい寺倶楽部活動情報> 「秋のいい寺演奏会」能満寺三味線＆JAZZ サックス Live後記
三味線＆JAZZ サックス Live ～紅葉ライトアップ～
神奈川県のほぼ中央に位置し、神奈川県有数の観光地である伊勢原市。
霊峰大山の麓・・・紅葉のライトアップで、映し出された雨の雫が紅く染められ幻想的な輝きを彩る能満寺さんにて開催された「能満寺 紅葉ライトアップ演奏会 2009」。
本年は津軽三味線全国大会三連覇を果たし若手実力No.1の松田隆行さん、世界各国を渡り歩き沖縄名護を拠点として精力的に活動とするサックスプレーヤーの増井林太郎さんをお招きしての、一風変わったJAZZセッションとなりました。
紅葉のライトアップをバックに臨みながら和楽器の津軽三味線と洋楽器のサックスのコラボレーション。80人近い観客が体を揺らし、時に唄を口ずさみながら文字通りジャムセッション（即興演奏会）となり、演奏者と参加者が一体となって楽しみました。
プログラム
紅葉のライトアップ
- 第一部
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- Malaika(from Africa)
- 第二部
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- 津軽よされ節(曲弾)
- 津軽三下り(曲弾)
- 十三の砂山
- 南部俵つみ唄
- 津軽じょんがら節(曲弾)
- 第三部
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- ZIGZAG(original)
- 紅葉
- Bonsai(original)
- てぃんさぐぬ花
- 帰ってこいよ
- 里の秋
- 赤いくつ
スタッフ後記
今回の演奏会、個人的で申し訳ないのですが非常に楽しみにしておりました。
と言うのも、学生時分はずっと吹奏楽部に所属しラッパを嗜んでいた関係で、JAZZも聴き慣れた音楽でした。
サックスの音色・・・三味線の響き・・・JAZZとしてどう融合するのか頭の中でイメージが出来なかったので、裏方の仕事そっちのけで聴き入っていました。
サックスの暖かな音色に激しく弾かれる三味線の響きが折り重なりあい、複雑で情熱的な音に。
そうかと思えば、三味線がまるで管楽器のような甘い音色を奏で、サックスの厚みのある低音が溶け込んでいく。
まるで音と音がじゃれあい、楽しそうに遊んでいるような。
音を楽しむと書いて「音楽」。演奏者が音を楽しんでいると、自ずと観客も楽しくなってくる。 知らず知らずのうちに体を左右に揺らして大合唱となり、気がつくと雨も上がりきれいな星空となりライトアップされた紅葉の木々も音を楽しむかのように風にそよぎながら舞い踊っていました。 本当の音楽に触れられ再発見できた、素晴らしい一時となりました。
